ルームシェアの火災保険はどうなるのか?

ルームシェアの火災保険で気になるのは、
ルームシェアしているそれぞれが個別に保険をかけるのか、
保険料の負担はどうなるのかといったところではないでしょうか?

まず、賃貸住宅の1室を借りて友達やSNSや掲示板を通じて募集した、
初めて会う他人とルームシェアする場合で考えてみましょう。

まず、部屋そのものについては賃貸住宅の建物全体について、
大家さんである建物所有者が火災保険に加入します。
そのため部屋(建物)部分については、火災保険に入る必要はありません。

この点、賃貸契約を結ぶと、必ず火災保険への加入が義務付けられますが、
これは借主がその部屋に搬入する家財に対してかけるものです。
その賃貸住宅において発生する万が一の災害で家財が焼失したり、
損壊した場合の補償を準備するという意味があるといえるでしょう。

では、ルームシェアのルームメイトそれぞれが、
自分の家財の額に応じて、それぞれ火災保険に入るのでしょうか?

実際はそうではなくて、1つの火災保険を契約し、保険料を
それぞれの家財の金額に応じて案分するか、お互いの話し合いで
折半するなどします。

なぜかというと、火災保険は一戸の建物や1つの部屋ごと、
1世帯ごとの家財を対象にするためです。同じ家や部屋に複数の人が
住んでいたとしても、それぞれの家財ごとに火災保険をかけるのではなく、
1世帯の家財として加入する必要があります。

そのため、火災保険の契約自体は1つとし、共同で契約者となるか、
契約者をいずれかが代表してなり、被保険者として連名で名を連ねる
という形になるでしょう。

保険料については、これはルームメイトとの話し合いの問題です。
一般的には均等に分けるのが話が早いと思いますが、部屋の大きさが違うとか、
持ち込む家財の量が極端に違うとか、共同で使用する家電製品などを
一方が負担している場合には、家財の額に応じて案分したほうがいいかもしれません。

つまり、家財の量が多い人ほど多く保険料を払うことになります。
中には共同で利用する家電製品を提供しているのだから、保険料くらい
負担して欲しいと言う人もいるかもしれません。

ですが、いざという時に払われる保険金の受け取りを考えると、
自分で保険料を支払って、自分が受け取るのがスムーズです。

こじれるケースになると、自分の家財が損傷しているのに、
保険料を払ったのは私だから私が保険金をもらうとルームメイトに
お金だけ取られるということも考えられなくないからです。