お互いに干渉し過ぎない

最近、若い女性を中心としてルームシェアが人気があります。

今ではアラフォー世代の方もルームシェアが浸透してきていて、
同じ屋根の下で20代から40代まで、幅広い世代の人たちが暮らしているというスタイルも増えています。
ルームシェアの良いところは、共同生活ということです。

共同生活には色々なメリットがあり、例えば家賃が安く済むこと、
帰宅すれば誰かがいるという安心感があること、防犯面で安全であること、
協調性を養うことができること、などが挙げられます。

しかし、共同生活というのは、時にデメリットになることもあります。
他人が同じ屋根の下に暮らしているからこそ、一定の距離を保つことを意識しないといけません。
ルームシェアの心得としてお互いに干渉し過ぎないということは実に大事なことで、
これが上手くできていれば、お互い程よい距離で長く一緒に快適に暮らしていくことができるのです。

例えば、ルームシェア歴3年である、私の友人の話をご紹介します。
彼女のルームシェア先は一軒家で、そこに4人の女性が暮らしています。
1人がリーダー格になっており、入居した人たちに
最初にこの家で暮らすルールを教えてくれたり、他のメンバーとの仲介の役割をしたりしていました。
その彼女が病気で入院することとなり、リーダー不在の中、新しいルームメイトがやってきました。

とりあえず私の友人がリーダーの代わりに色々と面倒を見てあげたそうなのですが、
新しいルームメイトはルームシェアはお友達同士の馴れ合いだと先入観を持って入居したそうです。
とても寂しがり屋で人懐こい方だったそうで、特に私の友人に常にくっついていたそうです。
最初は友人も、まだ慣れていないから不安なんだなと思い、色々付き合っていたそうなのですが、
ある日、残業で遅くなった友人を彼女は寝ずにリビングで待っていて、
一緒に見たいDVDがあるから見ようとしつこく言ってきました。

当然、彼女は残業で遅くなっていて、体も心も疲れています。
やんわり断ると表情が一変、急に怒り出し、そこから一言も声を掛けてくれなくなったそうです。
代わりに彼女は他のルームメイトに急接近し、あからさまに友人を避けるようになりました。

友人は今までお世話をし過ぎてしまったことを反省し、自分にも悪いことがあったということ、
そしてお互いに干渉し過ぎないということを改めて肝に銘じて、別のルームシェアの家に移り住みました。
今ではそのシェアハウスでは心得を守って、程よい距離でルームメイトと接しているので、
とても気持ちが楽になったと言っています。

ルームシェアをこれからされる方、またルームシェアをして間もない方にも、
ぜひこの心得は覚えて頂きたいことです。